2006/12/31 ◆年の瀬、大晦日!!

★後、6時間余りで、今年も暮れようとしている!!
 
魚屋の亭主が表に耳をすまし、「おっ、サラサラしてやがるぜ、雪が降ってきたんじゃねえか」
と聞く。 落語「芝浜」、 大晦日の夜で有る、

◆女房が、雪じゃないよ、「門松がね、少し風が出てきたもんだから触れ合ってさ,、、、、」
名人の芸だろう。

三代目三木助のCDを聴いていると、しんと、静まりかえっと深い闇が目に浮かぶ、、

◆「ふるさとの冬はさみしい/せめてラジオ聞かせたい」とは、「かあさんの歌」の一節だが、
テレビやラジオがまだ行き渡らず、往来の車の通りも多くなく、窓もサッツでなかった昔は、
さみしいなりに別のまた、耳の愉しみがあったのだろう、、

◆今年もいろいろな音を、声を聞いた。
歌劇「トウーランドット」の一曲「誰も寝てはならぬ」があった。

その旋律が流れるなか、美しく銀盤を舞う荒川静香選手の姿が眼裏に残っている。

◆聞くのが遅すぎた声も有る、福岡県筑前町の中学2年生は遺書に書いた、、、
「お母さん、お父さん、こんなだめ息子でごめん、今までありがとう、いじめられて
もう生きていけない」。

一語一語が今も耳を離れない。

◆大晦日の夜に入る風呂を(年の湯」という。
いい音に恵まれ、小さな声も聞き取れるように、念を入れて耳を洗おうとしよう、、、

寒いのを少しだけ我慢して湯上がりの窓をあけ、梢を揺らす風に耳をすますのもいい。

@@ 今日の読売新聞の編集手帳から、抜粋、、、

今年も有り難う御座いました、又新年も宜しくお願い申し上げます。

新年の準備も出来て、、、 年越し蕎麦も、手打ちで作りましたし、、、

★池の坊、お花の、先生指導の元、 生け花も活け
黄金松、に白百合、千両、万両と、、、今年は奮発して、大きな鏡餅、、、購入

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